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後発品(ジェネリック医薬品)は信用できるのか?オーソライズドジェネリックは別格!

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後発品(ジェネリック医薬品)は信用できるのか?

 

お薬を飲まれている方は薬局でこう聞かれませんか?

「後発品(ジェネリック医薬品)に変えれる薬がありますが、どうされますか?」

 

そんな時はこう答えてください。

オーソライズドなら変えてください」

 

たぶん、相手はひるむと思います(^^;

 

その相手が事務員さんなら、オーソライズドって何?ってなるかもしれません。

その相手が薬剤師さんでも、オーソライズドの品目までは把握できてません。

 

では、そもそもオーソライズドって何でしょうか?

 

それは、先発品(もともと販売されていた薬)と薬の成分も、添加物も、製造方法も同じ後発品(ジェネリック医薬品)です。

しかも、製造会社までもが一緒なケースが多いです。

つまり、先発品を製造しているメーカーが、その後発品を製造しているってことです。

そうなると、違うのは薬の名前だけになります。

 

オーソライズドだったら、安心して変更できますよね!

 

逆に、オーソライズドではない後発品(ジェネリック医薬品)は、薬の成分だけが同じで、添加物も、製造方法も違うものがほとんどです。

国の基準に合格しているので、効果は同じと言っています。

 

ええ、同じはずです。

 

たぶん。

 

きっと。

 

信じるものは救われる?

 

ちなみに、先発品と後発品(ジェネリック医薬品)の名前はなぜ違うのか?

それは、後発品の種類(発売メーカー)が増えすぎたからです。

1品目につき30社以上も販売されている先発品もあります。

 

それぞれが勝手な名前を付けられたのでは、医師も薬剤師も覚えられません。

従って、後発品(ジェネリック医薬品)は「成分名」の後に「メーカー名」を付けるルールになったのです。

先発品は好きな名前を付ける権利があるので、成分名のままの先発品はありません。

でも、よく似た名前の先発品はありますけどね。

例えば、先発品のオメプラールの成分はオメプラゾールです。

「ゾ」を抜いただけですね。

 

さらに横道にそれると、

先発品の特許が切れると後発品(ジェネリック医薬品)がゾロゾロ発売されるので、昔は「ゾロ薬」とか、単に「ゾロ」と呼ばれていました。

ところが、それじゃぁイメージが悪くて誰もゾロなんか選ばないって考えて、

ジェネリック医薬品」なんて小洒落たネーミングにしちゃいました。

それに乗っかったのがゾロメーカーで、頻繁にTVCMを流しました。

そのイメージ戦略が成功して、ゾロメーカーの株はだいぶ値上がりしたそうです。

 

話を元に戻します(^^;

では、オーソライズドがある薬を自分が飲んでいるか?気になりますよね。

 

以下の品目が販売中または、もうすぐ発売されるものです。

上段が先発品名とそのメーカー名(mg数は省略)

下段がそのオーソライズドの名称とメーカー名です。

 

オルメテック(第一三共

オルメサルタン「DSEP」(第一三共エスファ)

 

レザルタス(第一三共)

オルアゼ「DSEP」(第一三共エスファ)


ミカルディス(アステラス)

テルミサルタン「DSEP」(第一三共エスファ)

 

ミカムロ(アステラス)

テラムロ「DSEP」(第一三共エスファ)


ミコンビ(アステラス)

テルチア「DSEP」(第一三共エスファ)


クレストール(アストラゼネカ、塩野義)

ロスバスタチン「DSEP」(第一三共エスファ)


ムコスタ大塚製薬)

レバミピド「オーツカ」(大塚製薬工場)


ディナゲスト(持田)

ジエノゲスト「モチダ」(持田製薬販売)


ティーエスワン(大鵬薬品)

エスワンタイホウ(岡山大鵬)


メイアクト (MeijiSeika)

セフジトレンピボキシル「OK」(MeijiSeika=大藏)


グレースビット(第一三共)

シタフロキサシン「DSEP」(第一三共エスファ)


イミグラン(GSK)

スマトリプタン「アスペン」(アスペン)


タリオン(田辺三菱製薬

ベポタスチンベシル「タナベ」(田辺製薬販売


ユーゼル(大鵬製薬)

ホリナート「タイホウ」(岡山大鵬


アレグラ(サノフィ)

フェキソフェナジン「SANIK」(日医工)


リバロ(興和創薬)

ピタバスタチンカルシウム「KOG」(テイカ製薬)


ディオバン(ノバルティス)

バルサルタン「サンド」(サンド)


ブロプレス(武田)

カンデサルタン「あすか」(あすか製薬


クラビット(第一三共)

レボフロキサシン「DSEP」(第一三共エスファ)


プラビックス(サノフィ)

クロピドグレル「SANIK」(日医工)


エックスフォージ (ノバルティス)

アムバロ「サンド」 (サンド)


ユニシア(武田)

カムシア「あすか」(あすか製薬)


エカード(武田)

カデチア「あすか」(あすか製薬)


キプレス、シングレア(杏林)(MSD) (先発品を別名称で併売)

モンテルカスト「KM」(キョーリンリメディオ)


コディオ(ノバルティス)

バルヒディオ「サンド」(サンド)

 

パキシル(GSK)

パロキセチン「アスペン」(アスペン)


バルトレックス(GSK)

バラシクロビル「アスペン」 (アスペン)

 

これらの先発品はオーソライズドが有りますので、オーソライズドを選びましょう。

そうすれば、薬の効果は同じままで、支払いは安くなりますよ♬

 

「うちには置いていないし、取り寄せる気もない!」という薬局もあると思います。

薬局は営利目的で営業していますので、余分な在庫を置きたくはないはずです。

でも、そんな薬局には、行くのをやめてしまいましょう。

こちらが、勇気を出してオーソライズドを希望しているのに、それを無下に断る薬局は、何事も親身になってはくれません。

 

自分の健康は、自分で守る時代です。